考える人とおめでたい人はどちらが幸せか 世の中をより良く生きるための哲学入門【電子書籍】[ シャルル・ペパン ]
＜p＞「不幸」を乗り越え、「これから」を生き抜く力をくれる、1週間の実践的哲学入門。
＜/p＞ ＜p＞ロダンの「考える人」はどうみても幸せそうではありません。
その体は不安の重圧に折れ曲がっています。
＜br/＞「考える人」というより、「悩む人」といったほうがいいかもしれません。
＜br/＞これとは対極にあるのが、いわゆる「おめでたい人(幸福な愚者)」です。
＜br/＞何の疑問も抱かず、手の届く範囲の人生に満足し、ちょっとした冗談や、ビール、肘掛け椅子があれば充分に幸せそうな人。
＜br/＞結局、どちらが幸福な人生を送れるのでしょう?(本書冒頭より) ＜/p＞ ＜p＞考えることは苦しい。
＜br/＞周囲の「おめでたい人」「能天気な人」のほうが楽しそうだし、人生を謳歌しているように見える。
＜br/＞「考える人」になることで幸せになれるわけでもない。
＜br/＞ならば、「考える」ことに、どんな意味があるのだろう?＜br/＞月曜日のこの問いに始まり、「たとえ悪法でも絶対に守るべきか?」(火曜日)＜br/＞「なぜ私たちは美しいものに惹かれるのか?」(水曜日)＜br/＞「どうして学校に行かなければならないのか?」(木曜日)＜br/＞「神を信じるべきか?」(金曜日)＜br/＞「民主制は本当に最良の政治制度か?」(土曜日)＜br/＞「幸せな死はあるのか?」(日曜日)の7つの問いに答えながら、「考えるとはどういうことか」、本書が身をもって示します。
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